十二月は『春待ち月』とも呼ばれるそうです。
季節とともにかわる花々の美しさに打たれつつ残すところ三日となりました。
今日は、気温が上がらず寒い一日になりました。
身に染みて　寒かりけり　いろかへぬ　まつにもかよふ　木枯らしのこえ　　樋口　一葉
寒さの中で青空を背に律義に淡黄色の可憐な花をかせているロウバイ。
 
年末、そしてもうすぐ新しい年に「申から酉」へバトンタッチです。

 
 
寒冷紗　うつろう光　一列に　影は師走の　時刻を刻む　　T.A

あわただしい思いに駆られながらも今年も一年が無事過ぎようとしています。

三十一文字（みそひともじ）